没落寸前の伯爵令嬢ですが王太子を助けてから雲行きがあやしくなってきました
「イヴリン嬢はサリバン王国へ嫁いでもらおうかと考えてるんだ。彼女はケバケバしくて俺は嫌いだが間違いなく才女で頭はいい。リッチモンドもサリバンへ嫁ぐことを提案したら納得したようだ。王妃になれることには変わり無いからな」
「そうですか…」
「だから俺はいつでもフィリシティを迎えられるからな」
そう言って、手の甲にチュとキスをする。
その度に恥ずかしくなってしまう。
わたしがレオン殿下と…なんて…恐れ多すぎて…。
「そうですか…」
「だから俺はいつでもフィリシティを迎えられるからな」
そう言って、手の甲にチュとキスをする。
その度に恥ずかしくなってしまう。
わたしがレオン殿下と…なんて…恐れ多すぎて…。