夏目くん、一緒にカーテンを開けてくれませんか?
保健室での日常
文化祭まで残り一ヶ月に迫ったある日の保健室。
「学校行事なんて滅びればいい!もっと言えば、学校なんて行くたくなーい!」
「うるさいぞ。菊野《きくの》」
保健医の森崎《もりさき》先生が、私の方を振り返りながら注意する。
「森崎先生!これは由々《ゆゆ》しき問題です!生徒が学校を楽しめないなんておかしいですよ!学校は・・・そう!もっと自由であるべきです!」
「菊野、お前は明るいんだけどな・・・なんで、今日も教室に行けないんだ・・・」
「森崎先生!?デリカシーが無さすぎませんか!教室が怖くて入れない保健室登校の繊細な高校一年生ですよ!?」
「菊野、その明るさなら友達だってすぐに出来るだろう」
「学校行事なんて滅びればいい!もっと言えば、学校なんて行くたくなーい!」
「うるさいぞ。菊野《きくの》」
保健医の森崎《もりさき》先生が、私の方を振り返りながら注意する。
「森崎先生!これは由々《ゆゆ》しき問題です!生徒が学校を楽しめないなんておかしいですよ!学校は・・・そう!もっと自由であるべきです!」
「菊野、お前は明るいんだけどな・・・なんで、今日も教室に行けないんだ・・・」
「森崎先生!?デリカシーが無さすぎませんか!教室が怖くて入れない保健室登校の繊細な高校一年生ですよ!?」
「菊野、その明るさなら友達だってすぐに出来るだろう」
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