夏目くん、一緒にカーテンを開けてくれませんか?
勇気を出して
文化祭まで二週間をきったある保健室。
その日は森崎先生はお休みだったが、いつも通り保健室にやってきた夏目くんが驚きの言葉を放った。
「ねぇ、由葉。一緒に文化祭の準備しない?」
「え!む、無理!教室には絶対まだ行けない!」
「違うよ。一組と二組で合同でやる喫茶店の飾り付けで紙で花を作るんだ。俺、花係なんだけど、保健室でいいから由葉も手伝ってくれない?」
「私が手伝っていいの・・・?」
「当たり前じゃん。由葉は一組なんだから。文化祭準備、手伝ってくれないと困るよ」
そう言って、夏目くんが私に紙を渡して、作り方を教えてくれる。
その日は森崎先生はお休みだったが、いつも通り保健室にやってきた夏目くんが驚きの言葉を放った。
「ねぇ、由葉。一緒に文化祭の準備しない?」
「え!む、無理!教室には絶対まだ行けない!」
「違うよ。一組と二組で合同でやる喫茶店の飾り付けで紙で花を作るんだ。俺、花係なんだけど、保健室でいいから由葉も手伝ってくれない?」
「私が手伝っていいの・・・?」
「当たり前じゃん。由葉は一組なんだから。文化祭準備、手伝ってくれないと困るよ」
そう言って、夏目くんが私に紙を渡して、作り方を教えてくれる。