私を忘れないで


やがて定刻どおり列車がホームに滑り込んできた、

女性は立ち上がり列車に乗るべく白線の内側まで進む、しかし老人はベンチに腰掛けたまま動こうとしなかった、

女性は老人に歩み寄って手を差し伸べた、



「、、お父さん、電車きたよ、さぁ立って」




          完
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:4

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

永遠の片想い

総文字数/4,914

恋愛(その他)15ページ

表紙を見る
グラス越しの二人

総文字数/2,946

恋愛(純愛)5ページ

表紙を見る
最後のラブレター

総文字数/2,149

恋愛(純愛)3ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop