王子がお家に住み着いた!
「んっ」

軽く押し付けられた唇は次第に深く深く重なる。
酸素を求めて思わず口を開くとすかさず舌が入ってきた。

「んんっ、は、んっ」

くちゅくちゅと再び貪るように舌が動き、私の舌に絡められる。
そのまま強く吸われた時、ルイス殿下の手がそっと胸の膨らみに這わされた。

「ひゃっ、まっ、待って下さいルイス殿下っ」
「ね、今はただのルイスだよ、ルイスって呼んで?」
「そ、なの、無理で···っ、ーーーっ、ひゃぁん!」

下から持ち上げるようにぐにぐにと胸を揉まれていたのだが、私が無理だと口にした瞬間にぎゅっと先端をつねられた。

「呼んで、エメ。お願い、ね?」

囁くように耳元で告げられ、そのまま耳を甘噛される。

「や、はぁん、んんんっ」
「早く早く、ね?」

まるで面白がるように、すっかりピンと立ち上がった先端を指で弾かれた。

「美味しそうに熟れてるね、どうしようか?」

くるまっていたはずの布団はさっとずらされ、赤く主張してしまっている乳首が目に入る。
その先端にゆっくりと殿下の顔が近付いて。

「ーーーっ、る、ルイスっ、ルイス!恥ずかしいの、ルイスっ」

この羞恥から逃げ出したくて叫ぶようにそう告げると、まるで綻ぶような笑顔が返ってきて···

「これはご褒美あげないとだね」
「ひ、ひゃぁあっ!!」

そのままぢゅっと乳首に吸い付いた。
右手では先端をカリカリと擽り、反対は舌で強く扱かれる。

その初めて感じる強い刺激に、脳が痺れるように震えた。
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