悪役令嬢に転生!!バットエンドを回避せよ!
バルコニーに出よう。
夜風に当たりたい。
―ガチャ
わ、とても素敵な場所。
とても見下ろしがいい。
コツ、
後ろから足音が聞こえた。
バッ、と振り向くとそこには弟の蒼がいた。
「蒼か、。びっくりした。」
「大丈夫?」
蒼は少し首を傾げて聞いてきた。
その時、
「あれれ〜?蒼クーン?」
ふざけたような声が聞こえてきた。
そこには数人の男の子がいた。
お世辞にもは人柄が良さそうには見えない。
「……。こいつら俺をいじめてきてたんだ。復讐、しよーとした、けど友達にとめられたんだ。そのまま、転校して、そのまま。だった。」蒼は少し怯えているようだった。、
「私は、復讐、してもいいと思うけどなぁ。」
私は呟いた。、
「え、?、」蒼は戸惑っている。
「復讐したら、心が晴れるもん。いじめたヤツらは一生ペコペコして生きときゃいいんだよ。」私は言った。
「あ?なんで俺らがこいつに……。」
3人の人の内の一人が言った。
「おめーらのせいで、変わんだよ。性格とか考え方が。」
「……ッッッ!!!」
3人は言葉に詰まって、逃げていった。
はぁ……。しょうもないヤツら。
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