月のない夜に永遠の愛を誓い
1,始まりと出会い




「うわぁ、もう暗い!」


私、木村紫音は、学級委員の仕事をやっていたわけで外は真っ暗。


外を見るとすでに8時を過ぎていた。


「別に先生もうちらにやらせなくてもいいのに」


ぶつぶつ文句を言いつつもしっかり帰る準備をする。

校舎を出ると、外はひんやり冷たかった。
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