身代わり婚約者との愛され結婚
8.ギリギリまで奪わせて
「ん、んぁ……っ、レヴィ、ンっ」
激しい口付けの合間にいつも身代わりにされている婚約者の名前を呼ぶ。
“レヴィンを自分の身代わりに送りつけるベネディクトと、レヴィンを本物の婚約者の身代わりとして触れることを強要した私は同じね”
ふとそんな考えが過り、少し胸が重苦しくなる。
そして重くなった胸が物理的にふっと開放され――……
「ひゃぁ!?」
一瞬思考を奪われていた私は、気付けばレヴィンに胸元を緩められていた。
「んぁっ」
緩めた隙間からレヴィンの手のひらが入り、胸当ての上からゆっくりと揉まれる。
むにむにと感触を確かめるように繰り返し揉まれていると、更にするりと胸当ての中にまで手のひらが入ってきて。
「まっ、レヴィンっ!」
驚いた私が思わず小さく叫ぶと、ピタリとレヴィンが静止した。
「……やりすぎましたね」
「あ……」
すぐに胸当てから手が抜かれ、離れてしまったレヴィンの熱に戸惑う。
“違う、驚いたけれど、別に嫌だった訳じゃないのに”
激しい口付けの合間にいつも身代わりにされている婚約者の名前を呼ぶ。
“レヴィンを自分の身代わりに送りつけるベネディクトと、レヴィンを本物の婚約者の身代わりとして触れることを強要した私は同じね”
ふとそんな考えが過り、少し胸が重苦しくなる。
そして重くなった胸が物理的にふっと開放され――……
「ひゃぁ!?」
一瞬思考を奪われていた私は、気付けばレヴィンに胸元を緩められていた。
「んぁっ」
緩めた隙間からレヴィンの手のひらが入り、胸当ての上からゆっくりと揉まれる。
むにむにと感触を確かめるように繰り返し揉まれていると、更にするりと胸当ての中にまで手のひらが入ってきて。
「まっ、レヴィンっ!」
驚いた私が思わず小さく叫ぶと、ピタリとレヴィンが静止した。
「……やりすぎましたね」
「あ……」
すぐに胸当てから手が抜かれ、離れてしまったレヴィンの熱に戸惑う。
“違う、驚いたけれど、別に嫌だった訳じゃないのに”