「きみを愛することはないし、きみから愛されようとは思わない」と宣言した旦那様と宣言された私の結末~それでしたら旦那様、あなたはあなたが真に愛する人とお幸せに~
翌朝、人の声で目が覚めた。小鳥たちの朝のお喋りに混じり、階下の庭から流れてくる。
いつもより少し早い時間帯。今朝も慈善病院に行くので、もう起きることにした。
夜着の上にカーディガンをはおり、部屋中のカーテンを開けてからガラス扉を開けてテラスへ出た。
早朝の鋭い空気に包まれ、おもわずわが身を抱きしめた。
手すりに両手をつき、階下の庭を見おろす。
人の声は、フェリクスと彼が連れていた二名の兵士たちだった。
三人とも軍服ではなく、シャツにズボン姿。手に剣を握り、交代で打ち合っている。
いつもより少し早い時間帯。今朝も慈善病院に行くので、もう起きることにした。
夜着の上にカーディガンをはおり、部屋中のカーテンを開けてからガラス扉を開けてテラスへ出た。
早朝の鋭い空気に包まれ、おもわずわが身を抱きしめた。
手すりに両手をつき、階下の庭を見おろす。
人の声は、フェリクスと彼が連れていた二名の兵士たちだった。
三人とも軍服ではなく、シャツにズボン姿。手に剣を握り、交代で打ち合っている。