黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
コンコン!
「ミオお姉様、いらっしゃいますか?」
「ソフィー様、クロエ様!」
扉を開けると私とお茶をしたくて来てくれたお二人。
そんな二人は『ミオお姉様』と呼んでくれていて、可愛い妹ができたようでとても嬉しい。
「ちょうど今からお菓子を作ろうと思っていたのですが、お二人共ご一緒にいかがですか?」
「まぁ!ミオお姉様はお菓子を作れるのですか!?」
「簡単なお菓子だけですけれど」
昨日、シエナ様と神殿にある厨房へ行き、材料を少し分けてもらった。
料理人の皆さんは優しい人達ばかりで、快く材料を分けてくれたので、上手くできたらお菓子を持って行こうと思っている。
今日作るのは分量が覚えやすいパウンドケーキだ。
フワッとした食感で甘くて美味しい。
そして簡単にできる!
「お料理もお菓子作りもお上手だなんて!私達のお姉様はなんて素敵なの!」
「自分でお菓子を作ったのは初めてですが、とても楽しいですね」
「ええ。皆で作ると楽しいですね!」
フルーツやナッツを入れたりと数種類のケーキを焼いた。
部屋には甘い香りが充満する。
たくさん焼いたのでラッピングをして皆にも渡す予定だ。
そんな中でお茶会での話も弾み、前世での結婚式のドレスはどのようなタイプのデザインがあったのか、私はどんなドレスが好きなのかソフィー様に聞かれたりした。
クロエ様はエーデル王国で行われる行事を教えてくれた。
「ミオお姉様、いらっしゃいますか?」
「ソフィー様、クロエ様!」
扉を開けると私とお茶をしたくて来てくれたお二人。
そんな二人は『ミオお姉様』と呼んでくれていて、可愛い妹ができたようでとても嬉しい。
「ちょうど今からお菓子を作ろうと思っていたのですが、お二人共ご一緒にいかがですか?」
「まぁ!ミオお姉様はお菓子を作れるのですか!?」
「簡単なお菓子だけですけれど」
昨日、シエナ様と神殿にある厨房へ行き、材料を少し分けてもらった。
料理人の皆さんは優しい人達ばかりで、快く材料を分けてくれたので、上手くできたらお菓子を持って行こうと思っている。
今日作るのは分量が覚えやすいパウンドケーキだ。
フワッとした食感で甘くて美味しい。
そして簡単にできる!
「お料理もお菓子作りもお上手だなんて!私達のお姉様はなんて素敵なの!」
「自分でお菓子を作ったのは初めてですが、とても楽しいですね」
「ええ。皆で作ると楽しいですね!」
フルーツやナッツを入れたりと数種類のケーキを焼いた。
部屋には甘い香りが充満する。
たくさん焼いたのでラッピングをして皆にも渡す予定だ。
そんな中でお茶会での話も弾み、前世での結婚式のドレスはどのようなタイプのデザインがあったのか、私はどんなドレスが好きなのかソフィー様に聞かれたりした。
クロエ様はエーデル王国で行われる行事を教えてくれた。