黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
「しかしミオ様の水晶は輝きが際立っていますね。それに、とても澄んだ青。まるでこのエーデル王国の海の色……いや、ウィリアム殿下の瞳の色ですね」
「ッ!!」
ダニエル殿下の言葉に思わず手を止めて固まってしまった。
そう。実は私も思っていた。
エーデル王国の海の色のように見えたけど、ウィル様の瞳の色の方が近い。
いつも私を優しく見つめてくれるあの瞳の色。
あの綺麗に澄んだ青い色の瞳が私をいつも動けなくする。
そして、細く長い指が私の黒髪を触ってあの声で…。
『ミオ様が好きです』
「わぁッ!」
ウィル様を思い出して思わず声を上げてしまった!
突然ビュウッ!と室内に突風が吹き、部屋の入口の扉と窓がバンッ!と勢いよく開いた!
「えッ!?」
室内に紙や物が散らばり、皆の悲鳴が上がる!
またやっちゃった!?
「うわっ!」
「きゃああ!」
次は掌からグワッと大きな力が出てきた!
「ええッ!?」
何これ!?
光が大きくなって、止められない!!
「これは!?」
「す、素晴らしいですッ!ミオ様!!」
カカッ!!!
この部屋に、そして部屋の外まで輝く光が私の掌から放たれた!
「ッ!!」
ダニエル殿下の言葉に思わず手を止めて固まってしまった。
そう。実は私も思っていた。
エーデル王国の海の色のように見えたけど、ウィル様の瞳の色の方が近い。
いつも私を優しく見つめてくれるあの瞳の色。
あの綺麗に澄んだ青い色の瞳が私をいつも動けなくする。
そして、細く長い指が私の黒髪を触ってあの声で…。
『ミオ様が好きです』
「わぁッ!」
ウィル様を思い出して思わず声を上げてしまった!
突然ビュウッ!と室内に突風が吹き、部屋の入口の扉と窓がバンッ!と勢いよく開いた!
「えッ!?」
室内に紙や物が散らばり、皆の悲鳴が上がる!
またやっちゃった!?
「うわっ!」
「きゃああ!」
次は掌からグワッと大きな力が出てきた!
「ええッ!?」
何これ!?
光が大きくなって、止められない!!
「これは!?」
「す、素晴らしいですッ!ミオ様!!」
カカッ!!!
この部屋に、そして部屋の外まで輝く光が私の掌から放たれた!