黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
「歴代の聖女様の知恵と能力をお借りしてこの王国は更なる発展を遂げてきました。ミオ様のいらっしゃった世界には我々が考えつかない便利な物がまだたくさんあるのですね」
スッと国王様がウィル様の隣に立ち、アーロ様達が考案した物を見ている。
「国王様…。そうですね。確かに便利な物はたくさんありましたが、その為に人は自然を壊した影響を受けてしまったりと良くないこともありました。でもこの方法なら自然も守れます!今までの聖女様のように、私の力が役に立てるのなら嬉しいです。それに、この方法を考えてくださった皆様が素晴らしいです!ありがとうございます」
「ミオ様!」
「聖女様…!」
この場にいる皆を見ながらニコニコと微笑んでいると、ウィル様が私の名前を呼んだ。
「実桜様、あとこちらを」
ウィル様が細長いケースを開くとキラリと光る物が見えた。
「実桜様に」
「え…ネックレス?」
キラリと光るそれは青く澄んだ小さな水晶が飾られたネックレスだった。
スッと国王様がウィル様の隣に立ち、アーロ様達が考案した物を見ている。
「国王様…。そうですね。確かに便利な物はたくさんありましたが、その為に人は自然を壊した影響を受けてしまったりと良くないこともありました。でもこの方法なら自然も守れます!今までの聖女様のように、私の力が役に立てるのなら嬉しいです。それに、この方法を考えてくださった皆様が素晴らしいです!ありがとうございます」
「ミオ様!」
「聖女様…!」
この場にいる皆を見ながらニコニコと微笑んでいると、ウィル様が私の名前を呼んだ。
「実桜様、あとこちらを」
ウィル様が細長いケースを開くとキラリと光る物が見えた。
「実桜様に」
「え…ネックレス?」
キラリと光るそれは青く澄んだ小さな水晶が飾られたネックレスだった。