黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
「これは風の力の水晶ですが、実桜様をお守りする為の物です。何かあった時に、咄嗟にご自身では力が使えない時に身を守る為に着けていてください」
「ありがとうございます…」
「ミオ様?」
ネックレスを手にして動かない私の様子を伺うウィル様。
「あ…アクセサリーを貰うなんて初めてで…。綺麗ですね」
私はネックレスに指を添えて照れてしまった。
「そ、そうでしたか…」
「は、はい…」
あ、言わなくてもいいような変なことを言っちゃった!?
今まで恋人なんてもちろんいなかったから当然だけど、男性からアクセサリーを貰うってなんだかくすぐったい気持ち…。
でも!こ れは私のお守りのような物をくれたのよ!
「あ、えと…これは私の身を守る為の物ですものね!本当にありがとうございます」
「あ、いえ…。今私がミオ様にネックレスを着けてもよろしいですか?」
「あ…」
アクセサリーケースからネックレスを取り出して私に着けてくれた。
さっきから胸はドキドキして、恥ずかしくてウィル様をまともに見られない私。
毎日この胸のドキドキは増えていて、また胸に甘い痛みが拡がる。
……どうしてなの?
俯いていてもウィル様の視線を感じる。
ウィル様に「こちらを向いてください」と言われても、私は頭を横に降ってしばらく顔を上げることが出来なかった…。
「ありがとうございます…」
「ミオ様?」
ネックレスを手にして動かない私の様子を伺うウィル様。
「あ…アクセサリーを貰うなんて初めてで…。綺麗ですね」
私はネックレスに指を添えて照れてしまった。
「そ、そうでしたか…」
「は、はい…」
あ、言わなくてもいいような変なことを言っちゃった!?
今まで恋人なんてもちろんいなかったから当然だけど、男性からアクセサリーを貰うってなんだかくすぐったい気持ち…。
でも!こ れは私のお守りのような物をくれたのよ!
「あ、えと…これは私の身を守る為の物ですものね!本当にありがとうございます」
「あ、いえ…。今私がミオ様にネックレスを着けてもよろしいですか?」
「あ…」
アクセサリーケースからネックレスを取り出して私に着けてくれた。
さっきから胸はドキドキして、恥ずかしくてウィル様をまともに見られない私。
毎日この胸のドキドキは増えていて、また胸に甘い痛みが拡がる。
……どうしてなの?
俯いていてもウィル様の視線を感じる。
ウィル様に「こちらを向いてください」と言われても、私は頭を横に降ってしばらく顔を上げることが出来なかった…。