14年分の想いで、極上一途な御曹司は私を囲い愛でる
「大丈夫よ。乾くわ。セットしてもらえるし」

 大和さんは呆れ顔から、楽しげに破顔する。

「おかげであの頃とオーバーラップした。懐かしいよな。紬希から告白も聞けたし。今日は良い日かもしれない。それじゃあ、行こうか。ここでキスしたいが、車まで我慢してるから」

「大和さん、捜し出してくれてありがとう」

 周りを確認し、背伸びしてサッと彼の唇にキスをすると、麗しく笑った大和さんに、ドキドキと心臓が高鳴って困るほどだった。

           END



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