王家の影はポンコツ令嬢!はじめての任務で×××
「やぁん⋯、私おかしく、おかしくなってしまいましてよ⋯!」

その度に脳がじわりと痺れるような快感に襲われる。
このままでは彼の素行を確認する前に私が籠絡されてしまいそうでー⋯


「って、そうですわぁぁあ!!」
「ぅわ!?」

がばりと起き上がると、流石に驚いたのかぽかんとするディーデリック様が目の前にいて。

“うっ、ですからその少年みたいな表情は”
「反則でしてよ~~ッ!」
「⋯んんっ、よくわからないけどお気に召したなら良かったよ」

きゅんきゅんと胸が高鳴った。
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