王家の影はポンコツ令嬢!はじめての任務で×××
3.屁理屈と言いくるめ
ー⋯が!
「ご、誤魔化されませんわよ!?こ、これはれっきとした証拠になりますわ!こんなに、こんなににょ、女体に慣れておいでですもの!!」
「本当にそうかな?」
「えぇ!そうに決まって⋯」
「でも、俺は君の素肌に指一本触れてないよね?」
「え⋯、え?」
“それは⋯”
確かにそうだった。
ベッドに寝かされた時も服の上から腕を掴んでいたし、脱がされた後も魔道具で触れられはしたがそれは彼の手ではない。
私の胸を撫でたのも魔道具で、乳首を吸ったのも魔道具。
それは決して彼自身ではなくて――
「君みたいに魅力的な女性のあられもない姿を見せられても触れずに耐えれるこの理性、その理性の持ち主である俺の素行は本当に悪いかな?」
「そ、れは⋯」
「もしクリスティナ嬢の言う通り、俺が本当に女性の扱いに慣れてるならとっくに君を思う通りに触れてるんじゃないかなぁ⋯」
「で、ですが魔道具で⋯」
「あれ?これは君が『実践で確認する』為に使ってるんだよね?」
「あ⋯そ、そう、でしたわね⋯?」
“確かにそれはそうなんですが⋯”
何かが引っ掛かり、思わず考え込む。
「ご、誤魔化されませんわよ!?こ、これはれっきとした証拠になりますわ!こんなに、こんなににょ、女体に慣れておいでですもの!!」
「本当にそうかな?」
「えぇ!そうに決まって⋯」
「でも、俺は君の素肌に指一本触れてないよね?」
「え⋯、え?」
“それは⋯”
確かにそうだった。
ベッドに寝かされた時も服の上から腕を掴んでいたし、脱がされた後も魔道具で触れられはしたがそれは彼の手ではない。
私の胸を撫でたのも魔道具で、乳首を吸ったのも魔道具。
それは決して彼自身ではなくて――
「君みたいに魅力的な女性のあられもない姿を見せられても触れずに耐えれるこの理性、その理性の持ち主である俺の素行は本当に悪いかな?」
「そ、れは⋯」
「もしクリスティナ嬢の言う通り、俺が本当に女性の扱いに慣れてるならとっくに君を思う通りに触れてるんじゃないかなぁ⋯」
「で、ですが魔道具で⋯」
「あれ?これは君が『実践で確認する』為に使ってるんだよね?」
「あ⋯そ、そう、でしたわね⋯?」
“確かにそれはそうなんですが⋯”
何かが引っ掛かり、思わず考え込む。