王家の影はポンコツ令嬢!はじめての任務で×××
「まぁクリスティナは影じゃなくて妻なんだけどね」
うーん、と少し考え込んだディーデリック様は執務机の引き出しから以前私のナカに入れられたものにそっくりな細長い棒のようなものを取り出してとんでもない事を言い放った。
「俺はまだ仕事が終わっていないから、クリスティナは仕事中これを着けていてくれるかな?」
「そ、それを⋯ですか⋯っ!?」
言われた言葉に驚き目を見開いてしまう。
“だってそれ、私に散々快感を刻み込んだー⋯!”
「で、ですがそれはっ、その、こんな明るい時間からすべきことではないと思いますの⋯っ」
「違うよ、クリスティナ。これはね、君を鍛える為のものなんだ」
「えぇっ!?」
ピシッと私の目の前に人差し指を立てたディーデリック様が真剣な表情で説明する⋯が、当然納得出来るはずもなく。
――だってその魔道具はこの間ー⋯
「“この間は女性に快感を与えるために使ってらしたのに!?”」
「もちろんそれが本来の目的なんだけどね」
「!?な、なんでわかられましたの!」
「あぁ、声に出てたから⋯じゃなくて、ほら、次期宰相になるならこれくらいは出来ないとね」
「読心術⋯っ」
うーん、と少し考え込んだディーデリック様は執務机の引き出しから以前私のナカに入れられたものにそっくりな細長い棒のようなものを取り出してとんでもない事を言い放った。
「俺はまだ仕事が終わっていないから、クリスティナは仕事中これを着けていてくれるかな?」
「そ、それを⋯ですか⋯っ!?」
言われた言葉に驚き目を見開いてしまう。
“だってそれ、私に散々快感を刻み込んだー⋯!”
「で、ですがそれはっ、その、こんな明るい時間からすべきことではないと思いますの⋯っ」
「違うよ、クリスティナ。これはね、君を鍛える為のものなんだ」
「えぇっ!?」
ピシッと私の目の前に人差し指を立てたディーデリック様が真剣な表情で説明する⋯が、当然納得出来るはずもなく。
――だってその魔道具はこの間ー⋯
「“この間は女性に快感を与えるために使ってらしたのに!?”」
「もちろんそれが本来の目的なんだけどね」
「!?な、なんでわかられましたの!」
「あぁ、声に出てたから⋯じゃなくて、ほら、次期宰相になるならこれくらいは出来ないとね」
「読心術⋯っ」