【BL】泡沫の恋



「あなたの方が離れなさい!!アルファにはオメガのフェロモンかなりキツイはず……」

「大丈夫だから……それよりここを出て…鍵かけるから」




他の生徒に襲われないように鍵をかけて温を閉じ込めるのが最適案だろう

ひさくんに迎えに来てもらって温を送り届ける




いっくんはパートナーか居ないからフェロモンに充てられる可能性があるから番のいるひさくんが良いだろう






「先輩……何処行くんですかぁ……」

「大丈夫だよ……温、少しだけここで待っていて」

「やだ……」








ヒートで普段素直なのに言う事を聞かない温






「んっ……」

「良い子だから」






一瞬だけキスをした

それで温は離れたのでその隙に俺と柳さんは生徒会室から出た







「ごめん……柳さんの好きな人って知ってるのに」

「仕方ないわ……」






柳さんの目の前でキスしたのはまずかったが

少しでもアルファの体液を含むと少しだけオメガは落ち着くから








 
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