【BL】泡沫の恋



「る……なくん」

「永斗、よく頑張ったね」

「ううん。大丈夫。それより温……オメガの後輩が」

「大体話は聞いた。だから永和じゃなくて俺が来たんだ」





オメガ同士の方が安心するだろ?って言ってるなくんは俺から生徒会室の鍵を受け取り温の元へ




「あの人が泉くんのオメガのお兄さん?」

「そうだよ。るなくんは優しいから温のこと任せて大丈夫だよ。それより俺達はここから離れよう」






今は俺と柳さんが温のフェロモンで狂わないようにするのが最優先





柳さんと俺は教室に避難

温はるなくんが自宅へと送ることになった







「……どうぞ」

「ありがとう。お金……」

「ジュースくらい良いわよ。おんを守ってくれたお礼」

「じゃあ遠慮なく頂きます」




少し時間が経つと抑制剤も効き落ち着いてきた










  
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