【BL】泡沫の恋



「僕にも出来るのかな」

「ん?」

「あ、いえ」





温は誤魔化すように笑ったので




「出来るよ」

「聞こえてたんじゃないですか!!」




頭を撫でると顔を真っ赤にした

その姿がとても可愛くて







「俺今日は用事あるから帰るね」





急いでその場を離れた





今、一瞬キスしたいと思ってしまった








温は俺にとってただの後輩で

柳さんの好きな人だから





2人を応援するのが普通






間に入るつもりなんて無い










  
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