【BL】泡沫の恋
自覚
そしてあっという間に撮影当日
「平坂くん。リラックス〜」
「ひゃい!!」
「………永斗、どうにかなんない?」
温は緊張でガチガチ
カメラマンは永和の会社の広告モデルも撮影しているから昔からの知り合い
「モデル業の子じゃないから許して」
「一旦休憩入りまーす」
カメラマンの言葉で全員が休憩
「すみません……僕上手く出来なくて」
「温が悪い訳じゃないよ。ほら、差し入れのケーキ。これでも食べて」
「………あの、永斗先輩も一緒に……って無理ですか?」
「俺も?」
「1人だと緊張しちゃうので……永斗先輩が傍に居てくれたら…」
温にモデルを頼んだ手前、俺は嫌だなんて我儘言えないよな