【BL】泡沫の恋
そんなこんなで永奈は一度もバイトをすることを許されないまま高校3年生となった
一方俺は
「永斗の方はどうなんだ?何かあれば手伝うよ?」
「ありがとう。だけどるなくんも大学と会社のことで手一杯でしょ?無理しないで」
「そうは言っても俺は永和の会社継ぐだけだから永斗の方が大変だろ」
会社を設立しようと準備をしている
自分でやりたいことがあるが高校生を働かせてくれる場所なんて無いし
そもそも学校との両立が難しい
それなら融通が効くように自分で会社を建ててしまおうと思った
親の会社は兄が継ぐのなら次男の俺は好きにしようと思って
「あとは声をかけた会社との契約が成立すれば動き始めるし、
そもそもひさくん達が裏で手を回してくれたからこんなガキが建てた会社と契約してくれる会社も多くて何も問題は無いんだよ」