【完】おにぎり恋愛日和‼︎
言われてみたら最近確かに天音くんの顔色が良くなっているような気がする。それに顔つきもどこか凛々しくなっているような気がするし、肌艶もさらに良くなっているような気がする。週に半分以上一緒にいるからか、全然気付きもしなかった。
「それにね、最近光春くんなんだかとても楽しそうなんだ」
「三鈴ちゃんのお陰だね」と瑠衣くんが言ったその瞬間、目の前のエレベーターが開いた。彼の後を追うように降りて、そのまま直進する。
「いやいや、私なんにもしてないよ」
「もー謙遜しちゃって。自己評価低すぎ・・・あ、」
突き当たりを右に曲がったその先に、よく知る人物が自動販売機でペットボトルのお茶を買っている姿があった。
「光春くん発見!」
瑠衣くんの声に気づいた天音くんは、落ちてきたお茶を拾い上げながらこちらへ振り向く。すると、私もいるとは思わなかったのだろう。彼は驚いたように少し目を見開かせた。
「それにね、最近光春くんなんだかとても楽しそうなんだ」
「三鈴ちゃんのお陰だね」と瑠衣くんが言ったその瞬間、目の前のエレベーターが開いた。彼の後を追うように降りて、そのまま直進する。
「いやいや、私なんにもしてないよ」
「もー謙遜しちゃって。自己評価低すぎ・・・あ、」
突き当たりを右に曲がったその先に、よく知る人物が自動販売機でペットボトルのお茶を買っている姿があった。
「光春くん発見!」
瑠衣くんの声に気づいた天音くんは、落ちてきたお茶を拾い上げながらこちらへ振り向く。すると、私もいるとは思わなかったのだろう。彼は驚いたように少し目を見開かせた。