【完】おにぎり恋愛日和‼︎
「お、おつかれ、さまです」
暫くして通されたのはvoyageの楽屋。
スタッフの人に促されるようにして入ると、丁度全員が揃って談笑していた。こう眺めているとやっぱり彼らはアイドルで、一般人の私とは別世界で生きているのだと実感する。あれだけ圧倒されてしまったら、近づくのも少し躊躇うくらいだ。
すると私に気付いた貴ちゃんが「三鈴じゃん!」と手招きをしてくれる。そのにっかりとした明るい笑顔に、あぁいつもの貴ちゃんだと安心した。少し心が軽くなって、緊張感が解けていく。
「え、三鈴ちゃん来てたの?全然気付かなかった」
「いたよ、関係者席の前方にね」
「えっ夏樹くん知ってたの?!」
どうやら天音くんは私が来ていることを言っていなかったらしい。
夏樹くんだけは客席に私がいることを序盤で気付いたらしいのだ。
暫くして通されたのはvoyageの楽屋。
スタッフの人に促されるようにして入ると、丁度全員が揃って談笑していた。こう眺めているとやっぱり彼らはアイドルで、一般人の私とは別世界で生きているのだと実感する。あれだけ圧倒されてしまったら、近づくのも少し躊躇うくらいだ。
すると私に気付いた貴ちゃんが「三鈴じゃん!」と手招きをしてくれる。そのにっかりとした明るい笑顔に、あぁいつもの貴ちゃんだと安心した。少し心が軽くなって、緊張感が解けていく。
「え、三鈴ちゃん来てたの?全然気付かなかった」
「いたよ、関係者席の前方にね」
「えっ夏樹くん知ってたの?!」
どうやら天音くんは私が来ていることを言っていなかったらしい。
夏樹くんだけは客席に私がいることを序盤で気付いたらしいのだ。