【完】おにぎり恋愛日和‼︎
たまには寝込みを襲うのも悪くない。

耳に息を吹きかけてみたり、首筋にキスマークを残してみたり、悪戯を仕掛けてみる。
されるがままの三鈴を見ていると、変な扉を開けてしまいそうだと途中で自制した。

けれど、しばらくしていると構って欲しくなるもの。

起こしてみようかと、彼女を仰向けの体勢に動かす。
そして少々荒くキスをしてみた。

「・・・ん、?』

その衝撃で少し意識が覚醒いた彼女。
もうひと押しだと強引に唇の間を割って、それをねじ込んだ。
力の入っていない舌を捕まえて絡めるように引っ張ってみる。

「っ・・・!光春く、ん?!」

すると、三鈴は起きてくれた。
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