【完】おにぎり恋愛日和‼︎
「瑠衣くんに頼まれまして、ここまで送ってくれたの」
「瑠衣が?」
「差し入れと、あと様子を見に行ってくれないかって」
そう言ってから、カメラに映るようにコンビニの袋をかしゃかしゃと揺らす。
側から見たらアイドルのストーカーに間違われるだろうなと、自分が置かれている状況が自分で少し面白くなってきてしまった。場合によっては警察に通報されるレベルだろう。
すると近くにある扉が勝手に動いた。どうやら入る許可が下りたらしい。中に入ってエレベーターに乗り込んで6階を目指す。外観も建物の中も私の住んでいるマンションに比べて別格である。だってさっきのエントランスの床だって大理石だった。
家賃、いくらするんだろうな。何て考えている内に、天音くんの家までたどり着いた。もう一度インターフォンを押して、ドアが開かれるのを待つ。
すぐに、ガチャリと音を鳴らして扉は開いた。
「瑠衣が?」
「差し入れと、あと様子を見に行ってくれないかって」
そう言ってから、カメラに映るようにコンビニの袋をかしゃかしゃと揺らす。
側から見たらアイドルのストーカーに間違われるだろうなと、自分が置かれている状況が自分で少し面白くなってきてしまった。場合によっては警察に通報されるレベルだろう。
すると近くにある扉が勝手に動いた。どうやら入る許可が下りたらしい。中に入ってエレベーターに乗り込んで6階を目指す。外観も建物の中も私の住んでいるマンションに比べて別格である。だってさっきのエントランスの床だって大理石だった。
家賃、いくらするんだろうな。何て考えている内に、天音くんの家までたどり着いた。もう一度インターフォンを押して、ドアが開かれるのを待つ。
すぐに、ガチャリと音を鳴らして扉は開いた。