司先輩、甘すぎです…

でも、司先輩のことを考えるとなんだか胸がくすぐたっくなるのも事実だし…
「…いる。」
長考の末、それだけ口にする。
「….」
うわー、なんか恥ずかしいなっ
「…えぇ!?いるの!?
ほんとに!?誰誰!?」
1人で照れていると、我に返ったように春ちゃんが私の肩を掴んできた。
「ええっと…内緒?」
流石に司先輩の名前を出すのは恥ずかしい…
照れ笑いで誤魔化すと、みんななぜかピシッと固まった。
「あれ?どうしたの?」
「…」
「おーい?」
「はっ、ごめんちょっとあまりの可愛さに衝撃が走ってたわ…」
よくわからないことを言う春ちゃんがおかしくて思わず笑ってしまう。
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