ズルいよ、藤堂くん


私はそう思って...........................



「..................っ、後で、
アイス食べるから、ちゃんと起きて下さい!」



藤堂くんに、そっと耳打ちしてみた。



すると........................



「.....................ん、ねむ、」



眠たそうだけど、起きた様子の藤堂くん。



すると。



「おー!藤堂起きたかーー!
授業、受ける気になったなら誰かに、
〝教科書〟見せて貰えよーー!」



藤堂くんが、起きたタイミングを、
見計らって、声を掛けてきた藍くん。



ぅ、まるで計算してたみたいだ............っ。


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