相思相愛・夫婦の日常~羽♡兎編~
それから帰路につきながら黒羽は、響人の言葉を思い返していた。
『正直さ。
簡単に茶くらいできると思ってたんすよね。
なんならその流れで、普通に遊んだり!
うさちゃん、押しに弱そうだし(笑)
もちろん、人妻を取ろうなんて思ってなかったし、ほんとにただ仲良くなりたいなって。
…………びっくりした。
あんな、芯の強い人だったなんて!
━━━━━幸せにしてやってください!マジで!
あんないい女、滅多にいないから!』
「━━━━━放すわけないじゃん!」
ポツリと言葉が出た。
放せるわけがない。
寧ろ…閉じ込めたくて、縛りつけたいと思っているくらいなのに。
そして自宅マンションに帰りついた。
「ただいまー!」
声をかけながら中に入る。
羽咲はキッチンで、夕食の準備をしていた。
「あ、おかえり!」
「ただいま!」
「おっ!今日、冷しゃぶ?」
「うん、だいぶ暑くなってきたでしょ?」
「美味しそうだね!」
「フフ…ほら、着替えてきて?」
「はーい!」
黒羽が着替えて戻る。
夕食の準備ができていて、ダイニングチェアに座った。
そこで、気づく。
「ん?この袋、何?
確かここ、ジュエリーショップのだよね?」
「あ、うん。
あのね。
今日、仕事終わりにデパートプラプラしてたら、可愛いネックレス見つけたの。
それでその…/////
羽くんと一緒につけたいなって!
それで、買ってきたの」
「へぇー!開けていい?」
羽咲が頷くと、丁寧に黒羽がラッピングを開けた。
ネックレスが二つ、ケースに入っていた。
「ほんとだ!可愛いね!
これ……ペア?じゃ…ないみたいだね」
「うん。ペアネックレスじゃないの。
でも、このチャーム…/////」
「兎と羽?
……………あー!俺と兎ちゃん?」
「うん、だから二つ買ったの/////」
「………フフ…可愛いなぁ、兎ちゃん!」
「つ、つけてくれる?」
「もちろん!
よし!早速、つけよ?」
このネックレスは、レディース用。
可愛らしいデザインだ。
それでも嬉しそうにつけてくれた黒羽を見て、羽咲もとても嬉しくなる。
「ほら、兎ちゃんも!
おいで?つけてあげる!」
「うん!」
黒羽につけてもらい、互いに微笑み合った。
「兎ちゃん、ありがと!」
そして自然と、口唇が重なった。
『正直さ。
簡単に茶くらいできると思ってたんすよね。
なんならその流れで、普通に遊んだり!
うさちゃん、押しに弱そうだし(笑)
もちろん、人妻を取ろうなんて思ってなかったし、ほんとにただ仲良くなりたいなって。
…………びっくりした。
あんな、芯の強い人だったなんて!
━━━━━幸せにしてやってください!マジで!
あんないい女、滅多にいないから!』
「━━━━━放すわけないじゃん!」
ポツリと言葉が出た。
放せるわけがない。
寧ろ…閉じ込めたくて、縛りつけたいと思っているくらいなのに。
そして自宅マンションに帰りついた。
「ただいまー!」
声をかけながら中に入る。
羽咲はキッチンで、夕食の準備をしていた。
「あ、おかえり!」
「ただいま!」
「おっ!今日、冷しゃぶ?」
「うん、だいぶ暑くなってきたでしょ?」
「美味しそうだね!」
「フフ…ほら、着替えてきて?」
「はーい!」
黒羽が着替えて戻る。
夕食の準備ができていて、ダイニングチェアに座った。
そこで、気づく。
「ん?この袋、何?
確かここ、ジュエリーショップのだよね?」
「あ、うん。
あのね。
今日、仕事終わりにデパートプラプラしてたら、可愛いネックレス見つけたの。
それでその…/////
羽くんと一緒につけたいなって!
それで、買ってきたの」
「へぇー!開けていい?」
羽咲が頷くと、丁寧に黒羽がラッピングを開けた。
ネックレスが二つ、ケースに入っていた。
「ほんとだ!可愛いね!
これ……ペア?じゃ…ないみたいだね」
「うん。ペアネックレスじゃないの。
でも、このチャーム…/////」
「兎と羽?
……………あー!俺と兎ちゃん?」
「うん、だから二つ買ったの/////」
「………フフ…可愛いなぁ、兎ちゃん!」
「つ、つけてくれる?」
「もちろん!
よし!早速、つけよ?」
このネックレスは、レディース用。
可愛らしいデザインだ。
それでも嬉しそうにつけてくれた黒羽を見て、羽咲もとても嬉しくなる。
「ほら、兎ちゃんも!
おいで?つけてあげる!」
「うん!」
黒羽につけてもらい、互いに微笑み合った。
「兎ちゃん、ありがと!」
そして自然と、口唇が重なった。