相思相愛・夫婦の日常~羽♡兎編~
それから楽しく会話や食事が進む。
「━━━━ねぇ、旦那の写真ないの~?」
「え?あ、ある…けど…」
(あ…これ、見せなきゃいけない流れ?)
「「「見せて~!」」」
(や、やっぱり…)
内心、嫌だなぁと思っている。
黒羽と同様羽咲も、他の女性に見せて惚れられたら嫉妬してしまうから。
(でも見せないわけにはいかないし…)
羽咲はスマホを操作する。
ホーム画面の写真を見せた。
「ヤバ…カッコいい…/////」
「ほんと…/////カッコいい~」
「……/////」
三人は、見惚れていた。
その中でも特にコマツは、完全に惚れていた。
「どこで知り合ったの?」
「時くんの友達なの!」
「あー、弟くんの!
……てことは、元ヤン?」
「あ、そうだね(笑)
出逢ったのは彼が高校生の時なんだけど、その頃ほら…剣豪さんと……」
「あ…」
「じゃあ…今の旦那が癒してくれたってこと?」
「うん。ずっと私を思ってくれてて…/////」
「そっか!
なんか、素敵ね!」
「だね!」
「うん!」
「………」
「コマツ?」
「コマツ、どうしたの?」
「コマツちゃん?」
「━━━━━━羽咲、私会ってみたいな」
「え?」
「羽咲の旦那に」
「え?えーと…
旦那さんがいいって言うかどうか……」
「お願い!!羽咲!!」
「そ、それに、旦那さんクールな人なの。
警戒心が強くて、コマツちゃん不快な思いするかもだよ?」
「大丈夫!」
「………」
「ちょっ…コマツやめなよ!」
「そうよ!イケメン見たら、すぐに食いつくんだから!(笑)」
「お願い!!」
マリンやヒデミの制止も聞かず、頼み込む。
押しに弱い羽咲。
「わかった…」
押されるように頷いてしまう。
そして、黒羽に電話をかけた。
『━━━━もしもし!?兎ちゃん!!
もう終わった!?
終わったなら、迎えにいっていい?』
「あ、いや…あ、あのね」
『ん?』
「友達が、羽くんに会いたがってて。
今から友達も一緒にマンションに帰っていいかな?」
『友達も?』
「うん…」
『…………わかった、いいよ』
「うん、ありがとう。
じゃあ、今から帰るね」
分かりやすく声色が変わっていた。
それだけで、黒羽の機嫌が落ちたのがわかった。
羽咲は「大丈夫みたい。でも、ほんとクールな人だから!」と再度念押しして、マンションに向かった。
「━━━━ねぇ、旦那の写真ないの~?」
「え?あ、ある…けど…」
(あ…これ、見せなきゃいけない流れ?)
「「「見せて~!」」」
(や、やっぱり…)
内心、嫌だなぁと思っている。
黒羽と同様羽咲も、他の女性に見せて惚れられたら嫉妬してしまうから。
(でも見せないわけにはいかないし…)
羽咲はスマホを操作する。
ホーム画面の写真を見せた。
「ヤバ…カッコいい…/////」
「ほんと…/////カッコいい~」
「……/////」
三人は、見惚れていた。
その中でも特にコマツは、完全に惚れていた。
「どこで知り合ったの?」
「時くんの友達なの!」
「あー、弟くんの!
……てことは、元ヤン?」
「あ、そうだね(笑)
出逢ったのは彼が高校生の時なんだけど、その頃ほら…剣豪さんと……」
「あ…」
「じゃあ…今の旦那が癒してくれたってこと?」
「うん。ずっと私を思ってくれてて…/////」
「そっか!
なんか、素敵ね!」
「だね!」
「うん!」
「………」
「コマツ?」
「コマツ、どうしたの?」
「コマツちゃん?」
「━━━━━━羽咲、私会ってみたいな」
「え?」
「羽咲の旦那に」
「え?えーと…
旦那さんがいいって言うかどうか……」
「お願い!!羽咲!!」
「そ、それに、旦那さんクールな人なの。
警戒心が強くて、コマツちゃん不快な思いするかもだよ?」
「大丈夫!」
「………」
「ちょっ…コマツやめなよ!」
「そうよ!イケメン見たら、すぐに食いつくんだから!(笑)」
「お願い!!」
マリンやヒデミの制止も聞かず、頼み込む。
押しに弱い羽咲。
「わかった…」
押されるように頷いてしまう。
そして、黒羽に電話をかけた。
『━━━━もしもし!?兎ちゃん!!
もう終わった!?
終わったなら、迎えにいっていい?』
「あ、いや…あ、あのね」
『ん?』
「友達が、羽くんに会いたがってて。
今から友達も一緒にマンションに帰っていいかな?」
『友達も?』
「うん…」
『…………わかった、いいよ』
「うん、ありがとう。
じゃあ、今から帰るね」
分かりやすく声色が変わっていた。
それだけで、黒羽の機嫌が落ちたのがわかった。
羽咲は「大丈夫みたい。でも、ほんとクールな人だから!」と再度念押しして、マンションに向かった。