相思相愛・夫婦の日常~羽♡兎編~
「え?ダメ?」
「なんか、に、似てねぇ…(笑)」
「だよな(笑)」
まさに容姿端麗という言葉がぴったりの羽咲とは似ても似つかない、時哉。
強面で、左眉毛には傷痕があるのだ。
(学生の時に喧嘩で負った傷痕)
「フッ…よく言われる(笑)」
「でも、性格は似てるとこあるよ。
優しいとことか、明るいとことか」
「ありがと、クロ!」
それから、四人で飲むことになった。
時哉がいつものノリで、響人とヨシロウに話しかけ始めたからだ。
テーブル席に移動した。
「てか、なんでこうなるの?」
黒羽は、あっという間に不機嫌になってしまう。
「いいじゃん!姉ちゃんの仕事仲間なんだろ?」
「でもトキ。
このバイト野郎は、兎ちゃんをしつこく口説いてた奴だよ?」
「へぇー!
無理だろ(笑)姉ちゃんは絶対に口説かれない!」
「は?」
「え?」
「どうゆうことすか?」
黒羽達が、不思議そうに見る。
「だって姉ちゃん、クロにベタ惚れだし。
ここだけの話、姉ちゃん言ってたんだ。
“羽くんに嫌われたら、私死ぬから”ってな。
あの表情は、マジだった」
「そうなの?」
「“あいつ”のことがあったからな。
もう二度と、大切な人を失うなんて耐えられねぇんだろうな……」
「そう…だよね……
大丈夫だよ!俺は絶対に、離れないから」
「何の話?」
「さぁ?」
「バイト野郎達には、関係ないよ」
「まぁ、色々あったんだ」
そしてそれからも、食事と話が進み━━━━━━
「━━━━ところで、ウサダン聞いてる?」
「え?何が?」
「回転寿司のバイト野郎の話」
「バイト野郎?」
「姉ちゃん、バイト野郎と何かあんの?」
黒羽と時哉が、首をかしげる。
「響人、やっぱ言ってないみたいだな…」
「だな…」
「何なの!?」
「まぁ、簡単に言うと……」
「響人みたいなことしてるって感じ?」
「ようは、姉ちゃんが口説かれてるってことだな!」
「「そうゆうこと!」」
「は━━━━━?」
黒羽が固まっている。
「………クロが、固まってる(笑)」
「ウサダン。煙草の灰、落ちるよ!?」
「灰皿、灰皿!!」
時哉が苦笑いをし、響人とヨシロウが慌てて灰皿を黒羽に渡す。
「なんか、に、似てねぇ…(笑)」
「だよな(笑)」
まさに容姿端麗という言葉がぴったりの羽咲とは似ても似つかない、時哉。
強面で、左眉毛には傷痕があるのだ。
(学生の時に喧嘩で負った傷痕)
「フッ…よく言われる(笑)」
「でも、性格は似てるとこあるよ。
優しいとことか、明るいとことか」
「ありがと、クロ!」
それから、四人で飲むことになった。
時哉がいつものノリで、響人とヨシロウに話しかけ始めたからだ。
テーブル席に移動した。
「てか、なんでこうなるの?」
黒羽は、あっという間に不機嫌になってしまう。
「いいじゃん!姉ちゃんの仕事仲間なんだろ?」
「でもトキ。
このバイト野郎は、兎ちゃんをしつこく口説いてた奴だよ?」
「へぇー!
無理だろ(笑)姉ちゃんは絶対に口説かれない!」
「は?」
「え?」
「どうゆうことすか?」
黒羽達が、不思議そうに見る。
「だって姉ちゃん、クロにベタ惚れだし。
ここだけの話、姉ちゃん言ってたんだ。
“羽くんに嫌われたら、私死ぬから”ってな。
あの表情は、マジだった」
「そうなの?」
「“あいつ”のことがあったからな。
もう二度と、大切な人を失うなんて耐えられねぇんだろうな……」
「そう…だよね……
大丈夫だよ!俺は絶対に、離れないから」
「何の話?」
「さぁ?」
「バイト野郎達には、関係ないよ」
「まぁ、色々あったんだ」
そしてそれからも、食事と話が進み━━━━━━
「━━━━ところで、ウサダン聞いてる?」
「え?何が?」
「回転寿司のバイト野郎の話」
「バイト野郎?」
「姉ちゃん、バイト野郎と何かあんの?」
黒羽と時哉が、首をかしげる。
「響人、やっぱ言ってないみたいだな…」
「だな…」
「何なの!?」
「まぁ、簡単に言うと……」
「響人みたいなことしてるって感じ?」
「ようは、姉ちゃんが口説かれてるってことだな!」
「「そうゆうこと!」」
「は━━━━━?」
黒羽が固まっている。
「………クロが、固まってる(笑)」
「ウサダン。煙草の灰、落ちるよ!?」
「灰皿、灰皿!!」
時哉が苦笑いをし、響人とヨシロウが慌てて灰皿を黒羽に渡す。