相思相愛・夫婦の日常~羽♡兎編~
「旦那さんはこの事知らないんだけど、弟が上手く話してくれて今住んでるマンションに越したの。
今住んでるマンションは、セキュリティもしっかりだし心配することはないと思うんだけど、なんかトラウマになっちゃって……
だからカッコいい事言ったけど、ほんとは怖くてパートしてるって感じかな?
今日みたいな昼で終わる日は、実はパート終わってからすぐに帰んないで、モール内を見て回って時間潰してるの(笑)
元々から散歩したりするのが好きで、歩くの嫌いじゃないしね!」
「そうだったんだ」
「なんかごめんなさい。嫌なこと話させちゃって」
「ううん!
━━━━━あ!もうそろそろ帰ろうか?
もう少ししたら、ここも人多くなるし!」
三人は定食店を出て、モールを出た。
すると「稲穂と芽紅じゃん!」と、男子学生が二人近づいてきた。
「「あ…」」
稲穂と芽紅は、小さく手を振る。
「誰?友達?」
「あ、はい!」
「大学の同期です」
「へぇー!こんにちは!」
羽咲が微笑むと、学生二人は照れたように笑った。
「「こんにちは!/////」」
「じゃあ、私はこれで!
稲穂ちゃん、芽紅ちゃんまた!」
「はい!」
「また!」
小さく手を振り去っていく羽咲。
それを見て、学生二人が稲穂と芽紅に向き直る。
「━━━━━か、可愛い…/////」
「めっちゃ、美人/////
なぁ、あの人誰?」
「バイト先の先輩なの」
「今日、一緒にランチしたの」
「バイトって…確か……」
「ここで働いてんだったよな?お前等」
「そう…だけど…」
「何?」
「俺も、バイトしようかな?」
「俺も、今のバイト辞めてこっちにしようかな?」
「は?」
「何言ってんの?」
呆れたように言った、稲穂と芽紅だった。
そして羽咲は、マンションに帰り着く。
玄関を開けると、カレーの良い香りがしていた。
「ただいま~!」
声をかけながら中に入る。
キッチンにいた黒羽が振り返り、微笑む。
「おかえり!」
パタパタと黒羽に駆け寄り、背中に抱きついた。
黒羽の背中に抱きつくのが好きな、羽咲。
そのまま頬ずりをする。
「ちょっと、兎ちゃん!
ギューするなら、待って!」
そう言って、一度離れるように言う。
そして黒羽が向き直り、両手を広げた。
「はい!ギュー!!」
今住んでるマンションは、セキュリティもしっかりだし心配することはないと思うんだけど、なんかトラウマになっちゃって……
だからカッコいい事言ったけど、ほんとは怖くてパートしてるって感じかな?
今日みたいな昼で終わる日は、実はパート終わってからすぐに帰んないで、モール内を見て回って時間潰してるの(笑)
元々から散歩したりするのが好きで、歩くの嫌いじゃないしね!」
「そうだったんだ」
「なんかごめんなさい。嫌なこと話させちゃって」
「ううん!
━━━━━あ!もうそろそろ帰ろうか?
もう少ししたら、ここも人多くなるし!」
三人は定食店を出て、モールを出た。
すると「稲穂と芽紅じゃん!」と、男子学生が二人近づいてきた。
「「あ…」」
稲穂と芽紅は、小さく手を振る。
「誰?友達?」
「あ、はい!」
「大学の同期です」
「へぇー!こんにちは!」
羽咲が微笑むと、学生二人は照れたように笑った。
「「こんにちは!/////」」
「じゃあ、私はこれで!
稲穂ちゃん、芽紅ちゃんまた!」
「はい!」
「また!」
小さく手を振り去っていく羽咲。
それを見て、学生二人が稲穂と芽紅に向き直る。
「━━━━━か、可愛い…/////」
「めっちゃ、美人/////
なぁ、あの人誰?」
「バイト先の先輩なの」
「今日、一緒にランチしたの」
「バイトって…確か……」
「ここで働いてんだったよな?お前等」
「そう…だけど…」
「何?」
「俺も、バイトしようかな?」
「俺も、今のバイト辞めてこっちにしようかな?」
「は?」
「何言ってんの?」
呆れたように言った、稲穂と芽紅だった。
そして羽咲は、マンションに帰り着く。
玄関を開けると、カレーの良い香りがしていた。
「ただいま~!」
声をかけながら中に入る。
キッチンにいた黒羽が振り返り、微笑む。
「おかえり!」
パタパタと黒羽に駆け寄り、背中に抱きついた。
黒羽の背中に抱きつくのが好きな、羽咲。
そのまま頬ずりをする。
「ちょっと、兎ちゃん!
ギューするなら、待って!」
そう言って、一度離れるように言う。
そして黒羽が向き直り、両手を広げた。
「はい!ギュー!!」