番外編集 ―イケメン男子に愛されまくり―
見た目はチャラいけど、親切な人達だなぁ……
でも、いいのかな……?
「えーと、ではお願い……」
「伊鳥?」
悩んだけど素直に甘えようと思ったところで、輝楽さんに声をかけられた。
「輝楽さん……!」
会えたらいいなとは思っていたけど、こんなに早く会えるとは思ってなかったから嬉しくなる。
「神埼」
「何、神埼お前の知り合い?」
「俺の彼女だけど。何か用?」
いつかのように輝楽さんは肩を抱き、男の人達を睨み付けた。
「えっ、彼女!?」
「マジか、この可愛い子が噂の彼女なのか……!」
「分かったら、どっか行ってくれない?」
苛立ち気味の輝楽さんの声を聞いてか、男の人達は去っていった。