本当にあった悪夢の話
2回目の悪夢は高校1年生ぐらいです

近道しようとするところまでは同じなので省略

今度は周りが森の広場ようなところに出ました

例えると、妖○ウォッチの最初にウィ○パーが
ガチャガチャから出てくるような場所です
伝わりづらかったらすみません...笑

太く高い木が1本だけ生えていました
太さは普通の家1軒が丸々隠れるぐらいです

木の裏からお坊さんのような人が出てきました

「また来たのか?
 今回は前と違う道だぞ〜
 ここを真っ直ぐ行くと長い階段がある
 途中で色んな人とすれ違うが話すなよ
 ちょうど1000段目についたら目を閉じろ
 そうすればちゃんと目が覚めるだろう」

また来た?また来たって何?
そういえば、前もこんなことあった気がする...

そんなことを考えながら言われた通り進みます

階段には近所のおばちゃんやクラスメイト
私の知り合いがたくさんいました

「いま帰り?気をつけるんだよ〜」
「階段ちゃんと見て転ばないようにね!」

などなど、色んな言葉をかけてくれます

一瞬お礼を言いそうになりましたが
お坊さんの言葉を思い出しました

(途中で色んな人とすれ違うが話すなよ)

私は無視してしまう罪悪感に駆られつつ
心の中で謝りながら素通りしました

ちょうど1000段目に来た時に立ち止まりました

「階段で急に立ち止まってんじゃねぇ!」

後ろから物凄い怒鳴り声がしました

「すみませ...!」

謝りかけた時にハッと我に返り、目を閉じます

次に目を開けた時には自室のベッドでした

あの時、謝ってたら私はどうなったんだろう...
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