先生♪大好き♪
『山崎・・・山崎さん。本当にありがとうな。気持ち嬉しかったよ』



笑顔で言ってくれた。




そのあと、すぐ真顔で



『だけどな・・・。やっぱり・・・気持ちは嬉しいんだけど、俺はそれに対して気持ちを返す事が出来ない。だから申し訳ないんだけど・・・』




そう言って言葉を詰まらせる。





私はこれ以上困っている先生を見ていられなかったし、早くこの重苦しい空気を変えたかったので、




『いえ!!大丈夫です。私こそいきなりスミマセンでした。聞いてもらえただけで嬉しかったです』




先生は続きを話しだそうとしてたけど、そう言って制した。





でも。



本当にそう思ったんだ。




聞いて貰えて良かったって。。。
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