先生♪大好き♪
家に帰る途中、車内でのやり取りを思い出しほくそ笑む。


そして、私の事を多少なりとも気にかけて貰えてた事に感激♪


だけど家に入った途端、その気持ちはちょっと薄れる・・・



『ただいま~』



最初に私を迎えたのは沈黙。


次に部屋の奥からペットの猫がのそのそ出てきた。


ニャーと泣きながら近付いてくる。



『お腹すいてんの?』



エサをあげようと皿を見ると、まだこんもり残ってる。


お腹空いてんじゃないのか?


そのまま抱き上げ布団まで連れてった。


仰向けに寝てお腹の上に猫を乗せる。


嫌がる素振りも見せずお腹の上で落ち着いてる。


おいおい、ここで寝るの~?(笑)


自分で乗せたくせに長時間になると苦痛になってきた。


苦しくなってきたのでお腹から脇に降ろした。
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