先生♪大好き♪
違う・・・違うんです・・・


痛くて泣いてるんじゃないんです・・・




何度も私に気遣いの言葉をかけてくれる先生に、そうテレパシーを送った。


それが届いた訳じゃないと思うけど、察してくれたのかな?


途中からは笑いながら「どした~?大丈夫か~?(笑)」って・・・。


優しく頭を撫でてくれた。



優しくされて安心すればするほど、余計昨日の自分の行動が恥ずかしくて悔しくて涙が
止まらなくて・・・。






やっと落ち着いて話し出す事が出来た。



『せんせぃ。・・・ごめんなさい』


『ん?何が??』


『昨日の・・・』


『・・・あぁ。別に気にしてないよ(笑)・・・だって。嫌だったんだろ?そしたら強要出来ないしな』




先生の口調はとても柔らかくて、私がつまらない事で意地を張っちゃってたんだと再認識させられる・・・。
< 97 / 172 >

この作品をシェア

pagetop