君と乗り越えた時
触れられていくうちに、私の心の準備も整っていき、自分からも求めてしまう。
「今日は何回できるかな…。」
家にあった避妊具の残りの数を確認して、嬉しそうに笑った彼。
「3個も残ってる。よかった…。」
何がよかったのか分からないけど、しばらく離してもらえそうにないことだけは分かった。
でも久しぶりだから仕方ないよね…。
久しぶりじゃなくても、スイッチが入ってしまうと、一度で終わったことなんてほとんどないし。
嬉しそうに私に覆いかぶさる翔真。
そんな彼がとても愛おしくて、私は与えられる甘い快感に身を委ねた。