それでも好きやねん‥‥‥~いけない恋~《実話》
二人の空間
俺は運転席に移り車を少し走らせて、人目の無い河川敷に車を止めた。
すぐさま、二人して後部座席に移った。
嵐士:『理絵‥‥‥‥‥‥‥‥』
理絵:『嵐士‥‥‥‥‥‥‥』
俺と理絵は、何も語らなくても互いの気持ちが手に取るようにわかり合えた‥‥‥‥‥
俺に溶け込むくらいのめいいっぱいの力で、俺は理絵を抱きしめた‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
その俺の腕の力に絞り出されたかのように、理絵の瞳から光る滴がこぼれる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥