それでも好きやねん‥‥‥~いけない恋~《実話》
お義母さん:『ほらお父さん、もう意地張らんでもええから(笑)理絵もお父さんと歩きたいって言っとったんやから。』
お義父さん:『‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥』
理絵:『お父さん‥‥‥‥‥‥
お願いします‥‥‥‥‥‥‥』
嵐士:『お願いします!』
俺と理絵は二人してお義父さんに頭を下げた。
理絵:『お義父さん(嵐士の親父)、突然ですいませんが‥‥‥‥‥‥‥』
親父:『俺の事は気にせんでええから。自分のお父さんに歩いてもらいな。』
お義母さん:『ほら、もう時間無いし嵐士くんのお友達やら親族の方も来はるんやし、はよ練習しといで。』
お義父さんからのハッキリとした返事は聞けなかったが、とにもかくにもお義父さんと理絵が一緒に歩く事になり、唯一の心残りの因子も消滅し、後は最高に幸せな式を迎えるだけになった。