それでも好きやねん‥‥‥~いけない恋~《実話》



車に乗れば、すぐに理絵がうつむく‥‥‥‥‥‥‥




嵐士:『理絵‥‥‥‥‥ほな出発するで‥‥‥‥‥』





理絵は軽くうなずくだけ‥‥‥‥‥







俺は車を走らせた‥‥‥‥‥‥








程なくして、理絵が異変に気付く‥‥‥‥‥‥









理絵:『嵐士‥‥‥?ここ、さっき通ってこーへんかったっけ‥‥‥‥‥?』






嵐士:『‥‥‥‥‥』






理絵:『行く先変えたん‥‥‥‥?』







嵐士:『もう、ええやん‥‥‥‥』










結局、俺は理絵と現実に戻る方向に気持ちを向けたのだ‥‥‥‥‥‥‥‥






不安と期待と使命感を背負って進んで来た道路を、先の見えない未来が待つ、現実への道へと変え俺は車を走らせた‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥










< 84 / 267 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop