センセイ、ありがと。
「ん、この部屋だよ。」




「先生、結構お金持ちなんだね。」  





雪が驚くのも無理はない。私もこんな高い階にあると思わなかった。




「ん?いや、そんなことないよ。ほぼ姉が稼いだのと、両親のと。」



「へー」




「センセイ、よろしくお願いします。」



「ん、よろしくね、姉貴はまあ、見たらわかるわ。」


「はい」





センセイが扉を開いた。
































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