王子は私のモノなんです!
「俺、を。貴女に」
そう伝えると、彼女はただ美しく微笑んで。
“そのままの俺で彼女のモノで居続ける自信が足りなかったのか···”
そして、彼女がそのままの俺を選んでくれた事を改めて教えられたようで。
伸ばされていた彼女の手をそっと握る。
「実感させていただけますか、貴女のモノとして俺を貴女に刻みたい。刻む権利は、カテリーナのモノである俺だけですよね?」
そう伝えると、ビクッとした彼女はすぐに頬を染めあげて。
「あ、あの、私は自覚して頂きたかっただけでここは執務室···」
「ここは俺の執務室です。つまりカテリーナの部屋と言っても過言ではない」
過言ですわ!と叫ぶ彼女が愛しくて堪らなくて。
そのまま手を引き口付けを交わす。
唾液を交換するように深く口付けるが、机越しでは少し遠くて。
腕で卓上の書類を払い、カテリーナを机の上に抱え上げた。
「なっ!」
机の上に引っ張りあげられて慌てるカテリーナの口をすぐに塞ぐと、彼女の舌を求めて奥まで舌を突っ込んでかき混ぜる。
文句を言いたそうにしていた彼女の言葉を無理やり閉じ込めたのに、おずおずと俺の舌に応える動きが可愛くて。
そう伝えると、彼女はただ美しく微笑んで。
“そのままの俺で彼女のモノで居続ける自信が足りなかったのか···”
そして、彼女がそのままの俺を選んでくれた事を改めて教えられたようで。
伸ばされていた彼女の手をそっと握る。
「実感させていただけますか、貴女のモノとして俺を貴女に刻みたい。刻む権利は、カテリーナのモノである俺だけですよね?」
そう伝えると、ビクッとした彼女はすぐに頬を染めあげて。
「あ、あの、私は自覚して頂きたかっただけでここは執務室···」
「ここは俺の執務室です。つまりカテリーナの部屋と言っても過言ではない」
過言ですわ!と叫ぶ彼女が愛しくて堪らなくて。
そのまま手を引き口付けを交わす。
唾液を交換するように深く口付けるが、机越しでは少し遠くて。
腕で卓上の書類を払い、カテリーナを机の上に抱え上げた。
「なっ!」
机の上に引っ張りあげられて慌てるカテリーナの口をすぐに塞ぐと、彼女の舌を求めて奥まで舌を突っ込んでかき混ぜる。
文句を言いたそうにしていた彼女の言葉を無理やり閉じ込めたのに、おずおずと俺の舌に応える動きが可愛くて。