王子は私のモノなんです!
嫌だと言うように唇をハクハク動かし首を左右に振る。
そんな彼女に気付かないフリをして、わざと耳を刺激するように「いい眺めなのはこちらかもしれませんね」と伝えるとその琥珀色の瞳が潤んだことがわかった。

後ろから覆い被さるようにして左手で胸を揉み、右手でカテリーナの蕾に指を添えながら自身の下半身を彼女の腰に擦り付ける。

ゆっくり指を彼女の蜜壺に挿れると十分に潤っていたソコはじゅぷじゅぷと受け入れてくれて。

「溢れていますよ、カテリーナ」
「や、言わなっ、言わないでぇっ」
「そんなに声を上げていいのですか?この窓を見上げられたら貴女の痴態が見えてしまうのに」
「····ッ!」

強張らせた体を解すように何度も指を動かすと、指をきゅうきゅう締め付けられる。

「はっ、あぁっ、セルジオぉっ」
「はい、カテリーナ」

可愛い、可愛いカテリーナ。
いっそ皆に見せてしまいたい衝動に駆られる。

「ほら、見てカテリーナ、あそこの騎士に見てもらいましょうか」
警備で歩く騎士を見つけてカテリーナにその存在を教えてやると、わかりやすく青ざめる。
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