王子は私のモノなんです!
彼女から罵られるなんて煽られるだけなんだけれどと内心思いながら、そのままソファに彼女を横たえる。

息の整わない彼女に触れるだけの優しい口付けを落とすと、「誤魔化されませんわよ」と涙目で睨まれて···

「ひ、ひゃっ!な、なん、何で更に大きくっ、するんですかっ!」
「もう少しカテリーナが落ち着くまで待つつもりだったのですが」

そう伝えながら彼女のナカの腹側を抉るように腰を揺する。

「ひゃあん!あっ、あん、あん、あぁっ」
「あぁ、貴女のモノになれて俺は幸せです···!」

ソファに横たえられたカテリーナは快感を少しでも逃がすように必死に背中を反らせていて。
そのまま胸を潰すくらい強く被さり抽挿の速度を上げた。

「カテリーナ、カテリーナっ、そろそろ、俺もいい···ですかっ」
「も、おねが、早くイッて···っ、あ、はぁんっ」
「イきますよ、全部ナカに注ぎますからっ」

カテリーナの最奥を広げるように貫き熱を放つと、ぐったりしていたカテリーナはそのままゆっくり意識も手放してしまった。


放った熱を処理し、体を拭いてドレスを着せる。
このまま寝かせてあげたいが彼女とどうしても離れがたい。
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