王子は私のモノなんです!
「カテリーナ、そんなにビクビクされてしまうと上手く隠しきれません···仕方ないので多少乱暴になることをお許しください」

そう前置きしたセルジオは、左の乳首をぎゅっと捻り上げた。

「やぁぁっ!」
その痛いくらいの刺激に驚き背を反らすと、全然大変そうな声ではない声でセルジオが言葉を重ねてきて。

「あぁ、大変です、カテリーナが激しく動くせいで強くしすぎてしまいましたね、申し訳ありません。せめて労らせてください」
「やっ、待っ、セルジ···っ、あぁんっ」

赤く腫れた乳首の周りを丁寧になぞるように乳輪を舐められる。
左右順番に繰り返され、さっきまで痛いくらいの刺激を与えられたせいでその愛撫は物足りなくて。

「お願い、セルジオ様、その、か、隠して欲しいですわ···」
もっと刺激が欲しくて、でも吸って、弾いてなんて言えなくてさっきと同じおねだりをするが。

「カテリーナが困ることをしたくないのです、そうだ、こうして隠すのはどうですか?」
と、最初にカテリーナが脱いだガウンの紐を胸の上にそっとかけて。

「え?や、そうじゃ···」
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