これは愛で恋じゃない…はずっ!?
「天音くんが家の隣にまた引っ越してきたの!
よかったわね~!莉奈!」

「そうなの!?え、で、それだけ?」

「いやー、ちょっと言いづらいんだけど、、
お母さんね出張になっちゃってねー」

「え?」

まってまって、一人で暮らすってこと?
やばい、、パニックなりそうなんだけど…、

「それでねお父さんも今ちょっと、家のこと巻かせられる状態じゃないじゃない?」

「そうだよね、」

「だから!しばらくの間莉奈には天音くんと暮らしてもらいます!」

「えっっ、!!」

なに言ってるの?
引っ越してきたんだよね、隣に、
なんで二人で住むことになるの?
意味分かんない

「ちゃんと天音くんには許可とってまーす!
ね!天音くん」

「はい!」

「わ、私の許可は!?」

「無いわね
でも!女の子一人で暮らすなんて危なすぎるでしょ?しかも莉奈一人じゃ生活出来なさそうだしね」

「うぐ、、」
痛いところつかれたなぁ、

「大丈夫ですよお母さん
莉奈ちゃんは僕が守ります。」

!?

そんなすました顔で言わないでよっ!!

「あらあら頼もしいわ~!
天音くん居るなら私も安心よ!」


「え、じゃあ、あまねちゃんのおうちはどうなるの?」

「それは大丈夫だよ。僕がちゃんと管理する
莉奈ちゃんも来たかったら来ていいから」

「?あ、ありがとう、ございます…?」
 

「さっ!お母さん明日の朝にはもう出発だから
準備してくるわ」

「えっ!明日!?早くない?」  
急すぎるよ、、あまねくんとの距離感もまだ掴めないし!てか明日から春休みだし!!

「ちょ、お母さん?個別にちょっと話そ、?ね?」

「無理ね、時間が、、」

「そんなギリギリなの!?」
早めに準備しといてよ~!って文句言いたい…!!

「じゃ!準備してくるから二人でお話とかしててね~!久しぶりだからね!
あ!天音くん今日泊まっていく?」

「いえ!今日は家かえっていろいろと」  

「そう分かったわ!じゃあごゆっくり~!!」

「えぇっちょ!」
< 6 / 31 >

この作品をシェア

pagetop