恋を忘れたアラフォー令嬢~遅咲き画家とのひとときの恋
「そうですか・・・じゃあ、その絵がまた出来たら、見せて下さいね」
「もちろん。1番に声を掛けますよ」
優しくも色気漂う瞳に見つめられて、胸の鼓動が跳ねる。
「そうだ、油絵、使ったことありますか?」
「いえ、そこまでは・・・」
「楽しいですよ。きっと田中さんは、気にいると思います。少し描いてみますか?」
そう言って、服が汚れないようにと、服を覆うようなエプロンを持って来てくれた。
「ここに色を置いて・・・」
井上さんがお手本を見せてくれた。
「ただ自分の好きな色を好きなように塗ってみて下さい」
好きな色をキャンバスに彩る。
「ここ、白を合わせたら、雰囲気変わりますよ。貸して」
私から筆を取り、体温が分かるくらいに近づく。
「ねっ、いい感じでしょ」
顔が近くて、ドキドキする。
こんなに胸がときめいたの、初めてだ。
「は、はい。本当に素敵ですね。ありがとうございます」
「もし良かったら、先日描いていた夜空の絵、ここで描いてみますか?」
「あの、お仕事の邪魔になりませんか?」
「えぇ、大丈夫ですよ。土曜日はここに居ますから」
私は、ウキウキしながら、アトリエをあとにした。
「もちろん。1番に声を掛けますよ」
優しくも色気漂う瞳に見つめられて、胸の鼓動が跳ねる。
「そうだ、油絵、使ったことありますか?」
「いえ、そこまでは・・・」
「楽しいですよ。きっと田中さんは、気にいると思います。少し描いてみますか?」
そう言って、服が汚れないようにと、服を覆うようなエプロンを持って来てくれた。
「ここに色を置いて・・・」
井上さんがお手本を見せてくれた。
「ただ自分の好きな色を好きなように塗ってみて下さい」
好きな色をキャンバスに彩る。
「ここ、白を合わせたら、雰囲気変わりますよ。貸して」
私から筆を取り、体温が分かるくらいに近づく。
「ねっ、いい感じでしょ」
顔が近くて、ドキドキする。
こんなに胸がときめいたの、初めてだ。
「は、はい。本当に素敵ですね。ありがとうございます」
「もし良かったら、先日描いていた夜空の絵、ここで描いてみますか?」
「あの、お仕事の邪魔になりませんか?」
「えぇ、大丈夫ですよ。土曜日はここに居ますから」
私は、ウキウキしながら、アトリエをあとにした。