幼馴染の溺愛。

入学式

「いってきまーす」

お母さんに声をかけて冬夜君と家を出る。冬夜君も同じ高校だ。

高校までは駅まで5分、電車で10分、そのあと、学校まで5分の計20分の道のり。

「同じクラスになれるかな?」

「どうだろうね。」

なんていうあまり中身のない話をしながら歩いていくと、校舎がみえてきた!

「わぁー!きれいでかわいい校舎だね!」

そんな感じでテンション爆上がりの私を見て、

「うん。今日もゆいがかわいい。」

冬夜君が微笑みながらボソッといった。

「え?」

聞き取れなかったから聞き直したら

「なんでもない」

ってはぐらかした。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop