【書籍化】もふもふ聖獣と今度こそ幸せになりたいのに、私を殺した王太子が溺愛MAXで迫ってきます
「グレイシャー様が我が領に来て体調が治ったとあらば、王国中の貴族達がエディマーレ領に来てくださるのではないでしょうか⁉︎ すれば私達も安泰……もう貧乏貴族、田舎貴族などと揶揄されることもなくなるかもしれませんっ!」
熱く語るフランチェスカにキャシディはエメラルドグリーンの瞳を大きく見開いている。
「今回、コルビン殿下が来てくださったのはいいですが元からとても元気なコルビン殿下ではなかなか。それにマラキと二人に加えてシュネーが走り回って邸が泥だらけになったんです……!」
「……そ、そう」
フランチェスカが力説しているとキャシディは引き気味である。
実際、コルビンの活発さには驚いていた。
兄であるレオナルドや本好きのマラキに比べてコルビンはよく動いた。
レオナルドやマラキのフォローがなければ、今頃エディマーレ男爵邸などうなっていたかわからない。
(レオナルド殿下とコルビン殿下は性格が真逆だけど、相性がいい気がするわ。だからコルビン殿下はマラキと仲がいいのかしら)
熱く語るフランチェスカにキャシディはエメラルドグリーンの瞳を大きく見開いている。
「今回、コルビン殿下が来てくださったのはいいですが元からとても元気なコルビン殿下ではなかなか。それにマラキと二人に加えてシュネーが走り回って邸が泥だらけになったんです……!」
「……そ、そう」
フランチェスカが力説しているとキャシディは引き気味である。
実際、コルビンの活発さには驚いていた。
兄であるレオナルドや本好きのマラキに比べてコルビンはよく動いた。
レオナルドやマラキのフォローがなければ、今頃エディマーレ男爵邸などうなっていたかわからない。
(レオナルド殿下とコルビン殿下は性格が真逆だけど、相性がいい気がするわ。だからコルビン殿下はマラキと仲がいいのかしら)